もう刺繍糸ではタッセルは作りません

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ここのところ、制作時間は新商品の試作に費やしています。

その中でタッセルを使うのですが、いつものシルク糸を離れて化繊の刺繍糸を使って見たんです。

試作を通して「もう刺繍糸ではタッセル作りたくない!!」と思った理由を今日はお話したいと思います。

 

 

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これが今回使った刺繍糸。

化繊ならではの艶がシルクのそれより強く、ポジティブエッジのアクセサリーに合いそうと思って手に取りました。

刺繍糸を手に取ったことのある方はご存知だと思うのですが、刺繍糸って6本で一束になっているんです。

刺繍する際はそれを適当な長さに切ったあと、一本ずつ取り出して糸の癖を軽くとってから刺していきます。

この6本1束がタッセルを作るには非常に曲者なのです。

 

束をほぐすのに時間がかかりすぎる

タッセルを作ると自然と6本1束がほぐれてきます。

少しだけ。

この状態が汚いので全てほぐすんですけど、これがまぁ時間と手間がかかるんですよ。

よってある所に針を入れほぐす作業が入るだけでいつもの5倍は時間がかかったんじゃないかしら?

 

ほぐすだけでなく、よってあった型がついてしまった糸にいつもより念入りに蒸気をあて、アイロンをかけたりもしました。

それなのに微妙にうねうね。

ほぐした後の糸は細すぎてタッセルを作る工程で抜けやすくもなりいつもより気を使いますし。

 

もう、全然いいことなし!

 

 

img_1006.jpg


 

 

出来上がったタッセル。

うん、艶はよし。

シルクの上品な艶に比べてこちらはもっとゴージャスな感じ。

ポジティブエッジ的にはそれってウェルカムなんですけど。

 

やっぱり微妙に糸に癖がついたままですね。

これは商品として出したくないなぁ。

 

そして手間と時間がかかりすぎて私がもう作りたくないです。

大量にはね。

オーダーメイドでご要望があれば話は別ですけど。

 

あと耐久性はどうかしら。

それは私が使い倒してみて判断します。

さぁ、他のパーツと組み合わせた時のバランスはどうなるか?

完成したらアップしますね。

 

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ポジティブエッジの夏目紘華でした。

 

 

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