幼い子供を育てていると
人の心の成長を目の当りにできて
親の方が勉強をさせてもらっている気持ちになることがあります。
先日、1歳4か月の息子を海遊館に連れていきました。
最初に迎える水槽のトンネルを
「うわー！うわー！」と指さし大はしゃぎ。
こんなに感動するなんて、初めての出会いって
それだけの衝撃なんだなぁと思いました。
私はここまでの感動、いつ経験したかな？
少しずつ遡って、いきついたのがこの記憶です。
アクセサリーデザイナーとしてのデビューイベント
自分用に、友人のためにと作ってきて
プロとしてデビューしたのはツムテンカクという
通天閣で開催されたアートデザインイベントでした。
あれがいるかな？これがいるかな？
といろいろ準備して
会場に向かうときは緊張で心臓が
はちきれそうだったのを覚えています。
そのイベントで見ず知らずの方にお買い上げいただいたんですけど
その時の感動といったら、声には出しませんでしたが
冒頭の息子と変わりなかったです。
「うわー！」って叫びたいほどの喜びでした。
知らない人が自分が作ったものを
可愛い！とお金を出して買ってくれる。
すごい衝撃でしたよ。
その感動、忘れてないかい？
あれから幾年。
今でも自分が作ったものをお金を出して買っていただくことは
嬉しいですし、有り難いことだと思っています。
お客様ひとりひとりの顔が見えるこの仕事は
相手によって違う感動があり、それが何より楽しいと感じています。
でも、毎回「うわー！！！」と叫びたい衝動かと
聞かれたら…
最初の感動を保ち続けるのって本当に難しい。
っていうか無理なんじゃないかな？
でも、思い出すことはできる。
思い出すことで
自分がどうして今の仕事をしているのか、
あの日からずっと繋がっていること、
それがとても幸せなことだということを
ありありと感じることができるようになります。
初心忘るべからず。
あなたにとって大切な感動にまつわるエピソード。
遡って思い出してみるのも楽しいですよ。
パーティーなアクセサリーでエレガント&ゴージャスに
ポジティブエッジの夏目紘華でした。
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