パーソナルスタイリストとして
ピンクゴールドのアイテム選びは難しい。
(詳しくはこちらをご覧ください↓)
「「ピンクゴールドは日本人の肌に馴染みやすい」は半分ホントで半分ウソ」
しかし、作り手としてもピンクゴールドって
非常に扱いにくい素材なんです。
ハンドメイド作家さんでピンクゴールドを使っている方
少ないと思いませんか?
今日はアクセサリーデザイナーとして
その理由を考察したいと思います。
取扱が難しい理由①
パーツの種類が少ない。
仕入れる際に、デザインのレパートリーは
ゴールド>シルバー>ピンクゴールド
この順だと実感しています。
だからゴールド色のアクセサリーが多いんですよね。
パーツのデザインの種類が多い方が
自分の欲しいデザインに出会いやすいわけで
逆もまた然り。
デザインの自由度が全然違います。
取扱が難しい理由②
在庫を抱えるリスク。
色違いと簡単に言いますが
それだけパーツの在庫を抱えないといけないんです。
ピンクゴールドの需要を考えると
どうしても後回しになってしまいます。
私も今まで「ピンクゴールドで作って欲しい」
と言われたのは1回だけです。
需要がないところに投資はできませんもの。
作ってみたら需要があるかもしれないけど
ピンクゴールドじゃなきゃ!という熱意も
私にはそれほどありません。
取扱が難しい理由③
色味のバラつきがあること。
昨日の記事でも説明しましたが
ピンクゴールドは金・銀・銅・パラジウムの合金で
そのバランスで色が変わるんですけど
メーカーやロットによってかなり違いがあります。
これはピンクゴールドに限らず、
ゴールドでもあるお話なんですけどね。
その幅が大きい気がします。
一つのアクセサリーの中で金具の色味がバラバラだと
ちょっと気持ち悪いと感じてしまいます。
取扱が難しい理由④
変色しやすい。
これが私にとっては致命的です。
安いメッキ品はゴールドでもロジウム(銀色)でも
すぐに変色してしまいますがピンクゴールドはそれが酷い。
いくつかのメーカーのものを買って試しましたけど
ちょっと、これは、と思うレベル。
使ってみると、すぐに真っ黒黒になりました。
以上4つがアクセサリーデザイナー視点で
ピンクゴールドを取扱づらい理由でした。
うん。多分よっぽどのことがない限り
私は今後も取り扱わないと思います><
パーティーなアクセサリーでエレガント&ゴージャスに
ポジティブエッジの夏目紘華でした。
2018年3月20日(火)~24日(土)
場所:雑貨店カナリヤ
〒530-0047 大阪市北区西天満4-5-2 老松ビル2F 201室
tel/fax 06-6363-7188
URL www.zakkaten-kanariya.com
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