人生のどん底から這い上がるきっかけはコレ。

 

十分な休養と没頭できるくらい好きなこと。

まずは体の健康が一番。

次に心の栄養をとる。それが好きなこと。

この２つを与え続ければ人間必ず浮上できます。

辛い時って頭の中のモヤモヤから抜け出せなく

なりがちだから、現実の世界に引き戻してくれる

体の感覚もとっても大切です。

 

今日は私が人生のどん底を

編み物に救われたお話をしようと思います。

 

 

２４時間ベッドの上で過ごした２０代後半

私のどん底は２０代後半。

その頃の記憶がほとんどなくて、年齢もアバウトです。

病気をして、２４時間のほとんどをベッドの上で

過ごした時期がありました。

 

今はもう笑い話ですが、当時は体力・気力ともに辛かった！

お手洗いに行くのすらしんどくて我慢してましたもん（笑）

沢山泣いたし、明るい未来なんて想像できませんでした。

 

辛い時って、頭の中の世界に入り込んでしまうんですよね。

「どうしてこんなにしんどいのかな？」

「私が生きている意味ってなんなのかな？」

答えのない疑問だから彷徨うばかり。

今なら「自分で答えを作るんだよ」って言えるんですけど

こういう沼って一度ハマると

なかなか抜け出せなかったりしませんか？

 

思考の沼に嵌まると身動きが取れなくなる。

そこから抜け出すことが

人生のどん底から抜け出すことと同意だと思うんです。

だから体を動かすのが一番いいと思います。

 

体を動かす　≠　運動

散歩とかいけたらいいんですけどね。

本当のどん底ってそれすらハードル高いでしょ。

「それができたら苦労せんわい」

って言いたくなる。それがどん底。

 

だから、体の一部でいいから

動かせたらいいと思うんです。

運動が無理なら「動作」でいい。

動作だけでも、体の感覚を意識できたら

思考の沼から這い出る大きな助けになります。

 

そして、同じ動作なら

「好きなことをする」という動作にした方が

取り掛かるハードルはグッと下がります。

 

 

私にとって、それが編み物でした。

体調がある程度落ち着いて、体が動かせるようになった時

かろうじてやりたいと思えたのが

子供の頃から親しんできた編み物でした。

 

 

 

人の考えたデザインを編み図どおりに編むだけ。

動かすのは肘から下だけでできますし

針と糸があれば好きな時に好きな場所でできますしね。

 

何も考えない。

ただただ、手を動かす、糸の感触を楽しむ。

その時間がどれだけ私を慰めてくれたか。

何時間も編み続けては休み、編んでは休み。

編みあがっていく作品が生きている実感といっても

過言ではありませんでした。

 

 

そしてそれが夢に繋がる

辛いことからの逃避から始まった行動ですが

現実の感覚を掴み、好きなことに癒やされる時間が

くれたのは新しい夢でした。

 

無我夢中で編んでるうちに

「大好きな手芸を仕事にできたらいいなぁ」

って考えるようになったんです。

ただ、編み物は仕事にする気はなかったですね。

作品ひとつ作るのに時間がかかりすぎるので（笑）

 

そこから実際にアクセサリーデザイナーになるまでには

いろんな出来事があるんですけど

それはまた別のお話。

 

でもひとつ言えるのは

好きなことじゃないとこんな風にはならないだろうということ。

私にとっては編み物（手芸）だったけど

あなたにとってはきっと違うことだと思います。

 

だから趣味があるってそれだけで幸せなことだと思います。

人様に胸をはって趣味って言えないことでもいい。

好きなことや興味のあることでいいんです。

やったことのないことでも、興味があって

没頭できることならそれは大いに救いになる。

 

本当に辛い時は誰にも相談できなかったりします。

だから１人で、現実的な感覚をつかむきっかけを

与えてくれる好きなことがあるといいですね。

 

 

パーティーなアクセサリーでエレガント&ゴージャスに

ポジティブエッジの夏目紘華でした。

 

 

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